結膜炎は、まぶたの裏の瞼結膜と眼球の白目の表面を覆っている球結膜が炎症を起こす病気です。

結膜炎は、下記の症状を引き起こします。

• 白目が赤くなる
• 目やにが多くなる
• 瞼（まぶた）が腫れる
• かゆみ（アレルギー性の場合）

結膜炎は大きく分けて、アレルギー性と感染性に分類され、感染性はウイルス性と細菌・真菌性に分類されます。

ここでは最も頻度が多いアレルギー性結膜炎について説明します。

 

アレルギー性結膜炎は、花粉症などがこれにあたりますが、最近ではハウスダストやコンタクトレンズが引き起こすアレルギー性結膜炎も増加しています。

アレルギー性結膜炎には抗アレルギー剤、重症の場合にはステロイドや免疫抑制剤の点眼薬を処方します。

ハウスダストやコンタクトレンズによる結膜炎については、生活環境の改善、コンタクトレンズの変更などのアドバイスもいたします。